2021/08/02

鍵束を膝に鳴らしてどこへでもゆけるわたくしどこにもゆかず/葛原妙子

 鍵束を膝に鳴らしてどこへでもゆけるわたくしどこにもゆかず/葛原妙子

『をがたま』より

人生の扉はたくさんあって、その鍵も持ってる。
どこにもゆけず、じゃなくて、どこにもゆかず。
自分の意思でここにいるということか、それとも踏み出せない自分への苛立ちか。
どちらにも取れて、どちらにもドラマがあるな。
鍵束を鳴らすという表現がかっこいい。

0 件のコメント:

コメントを投稿