2021/09/21

降ることを忘れた雨が溜まりゆくはるけき場所がこころのすべて/本多真弓

 降ることを忘れた雨が溜まりゆくはるけき場所がこころのすべて/本多真弓

短歌研究2021年7月号より

どうしても、雨は涙かなと思ってしまう。心ははるか遠い所へ
行ってしまって、泣くことさえも忘れてしまうような。
こころのすべてをそんな遠い場所、置かなければいけない状況。
それでも重い雲を見て、あそこに心があると思う。
辛さの中に希望があって、でも切ない。


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