2022/07/26

どの道を選んでいても不安という悪魔にあうの?なんだ、よかった/岡本真帆

どの道を選んでいても不安という悪魔にあうの?なんだ、よかった/岡本真帆

短歌研究2022年8月号より

よくはないけど、気休めにはなる。
後悔しない生き方なんてなくて、いくつになっても迷うんだ。
いつも悪魔に笑われている気がするんだ。
過ぎてしまえば些細な事で間違いばかりじゃなかったはずだ。
大丈夫。いつだって歩いて行ける。どの道も自分の人生なんだから。

2022/07/21

鴉たち荒らししゴミの袋より見ゆる謝罪の白き手紙や/水原紫苑

 鴉たち荒らししゴミの袋より見ゆる謝罪の白き手紙や/水原紫苑

ふらんす堂 短歌日記 七月二十一日より

まっ黒い鴉、彩度の低い散らばったゴミ、そこから覗く白い手紙。何だか不穏な空気。
文語?古語?が難しい。最後の「や」は疑問?反語?呼びかけ?
どれでも微妙に意味が変わって混乱する。謝罪が謎を深めている。
もっとちゃんと勉強すれば良かった。意味が分かるようになりたい。


2022/07/15

ほんとうは戦いたかった春雷にまけないようにさけびたかった/塚田千束

ほんとうは戦いたかった春雷にまけないようにさけびたかった/塚田千束
短歌研究2022年7月号より

ああ、しんどいな。心の叫びだ。どうしようもない後悔。
今まさに、春雷に打たれてるような気持ちなんじゃないかな。
その強さに打ちひしがれてしまった。
平仮名の多さに自分の心の弱さや自責の念が表れてるようで、
ヒリヒリして凄く苦しい。どうしようもなかったんだ。

2022/07/14

コンビニのジャスミン茶飲んでるくせに社会が苦手とか言っちゃって/平出奔

 コンビニのジャスミン茶飲んでるくせに社会が苦手とか言っちゃって/平出奔

短歌研究2002年7月号より

こう言われるとあれだね、茶葉から淹れるどころか、茶葉を育てる所から始めなきゃダメだね。
でもそんなことはできないし分かってる。楽天家のようにも見えるし、不安の裏返しで言ってるようにも見える。
社会って範囲が広すぎる。言っちゃってって軽い感じがいいね。

2022/07/02

鳴しきる蟬を衝へて猫走る猛暑の昼の燃ゆる陽のなか/小島ゆかり

 鳴しきる蟬を衝へて猫走る猛暑の昼の燃ゆる陽のなか/小島ゆかり

短歌研究2022年6月号より

毎月楽しみにしてる連載。
猫って誇らしげに持ってくるらしいね。蟬は嫌だなぁ。
中学生の時に話しかけられた野良猫について行ったら、
獲物を見せてもらえたのかなって今でも時々思い出す。
あの時は怖くなっちゃったのよ。どんどん草むらの中に入って行くしさ。
猫、ごめん。