2023/10/21

悲しみは明るき窓にやってくるがらんとしたるわが背後より/千々和久幸

 悲しみは明るき窓にやってくるがらんとしたるわが背後より/千々和久幸

短歌研究2023年5+6月号より

悲しみや絶望が明るいところに来るって何となく
分かる気がするんだ。自分だけが暗く陰になってゆくような。
下の句の寂しさ。そこにあったはずの、もう戻らない、
失ってしまったものの数々。背中が窓になって、
悲しみが自分に降ってくるみたいだ。悲しい歌だな。


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