2023/10/23

かみさま、と心の中で呼ぶたびにまたひとつ糸がほつれる音が/塚田千束

 かみさま、と心の中で呼ぶたびにまたひとつ糸がほつれる音が/塚田千束

短歌研究2023年5+6月号より

呼ぶたびに、自分の心の弱さを晒け出すようで、ギュッと苦しくなる。
でもそのほつれは、自分の弱さに気付く音でもあるんだろうか。
信じているわけではない、でもすがりたくなる。ほつれる度、
疲弊してゆく心。そんな日々を繰り返し立っている。歩いている。
強さと弱さ。


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