2024/06/20

馬跳びの馬だつたわたし 校庭はゆふぐれのうすい墨の香がして/黒木三千代

 馬跳びの馬だつたわたし 校庭はゆふぐれのうすい墨の香がして/黒木三千代


現代短歌の鑑賞101より

心がざわつく。学校という場所でありながら、
今もずっと続いているような見えない何かに縛られている。
今はそうじゃないのに。ああ、そうだった自分との決別かな。
今は遠い学校という社会。地続きでここまで来た。
下の句の色の薄さと香りがあの頃のわたしを思い出させる。




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