2024/07/15

はなっから留守と決めたる町内が回覧板をドアに押し込む/吉岡正孝

 はなっから留守と決めたる町内が回覧板をドアに押し込む/吉岡正孝

短歌研究2024年5+6月号より

昔は手渡しだったよね。この歌の言葉選びにはっとする。
隣人じゃなくて町内、差し込むじゃなくて押し込む。
はなっから、ににじみ出る不快感とまではいかないかも
しれないけど淋しさのような感情。
こうやって見ると、町内が空っぽで無機質だ。
自分が居なくなりそう。

0 件のコメント:

コメントを投稿