2024/09/13

灯にひかる夜の雨脚も見たるのち少し満ちたる心にて眠る/藤井常世

 灯にひかる夜の雨脚も見たるのち少し満ちたる心にて眠る/藤井常世

現代短歌文庫より

静かな雨だねえ…。雨脚も、の「も」が気になる。
少し満ちたる、の満たされない感じが上の句をより美しく
幻想的にしてるなぁと思う。一日の終りを暗いままで終わらせず、
前向きに、明日のためにしていく。思いがけず心に灯る。
雨脚が砂時計みたいだ。

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