2025/07/29

[今日の短歌/北沢郁子]翡翠(かはせみ)にとられし魚を誰も知らず在りたることも失せたることも

翡翠(かはせみ)にとられし魚を誰も知らず在りたることも失せたることも/北沢郁子

現代の歌人140より

下の句にどきりとする。
この魚は私であり、見知らぬ誰かだ。このかわせみも。何だか苦しくなる。
でも深読みしすぎなんだろうな。ある一場面で、
自分だけが気付いたことを歌にしただけかもしれない。
この歌に惹かれるのは見落としているものに気付かせてくれたからかな。

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