2025/08/08

[今日の短歌/馬場あき子]人生の裏道にふと出たやうな白萩は庭に咲きしだれたり/馬場あき子

 人生の裏道にふと出たやうな日萩は庭に咲きしだれたり/馬場あき子

現代の歌人140より

人生の裏道ってどんなだろう。
裏道なのに庭なのが見慣れた風景になってしまっていて、
突然目に飛び込んできた、みたいな感じがする。
咲きしだれたり、が美しいはずなのに、つきつけられるような、
惑わされるような、怖さに襲われる。
土に落ちた花が過去の自分を思わせる。

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