2025/09/10

[今日の短歌/高野公彦]あれはどこへ行く舟ならむいつ見ても真つ新なるよ柩といふは

 あれはどこへ行く舟ならむいつ見ても真つ新なるよ柩といふは/高野公彦

現代の歌人140より

読み進め、舟が柩に変わるとき、「あれはどこへ行く」が急に淋しく
色をなくす。いつ見ても、と言う程に、見送ってきた。
真っ新な舟を、私たちは送り出すけど、どこへ行くかは知らないのだ。
祈りでもあり、願いでもあるのかもしれない。いずれ、自分も乗る舟。




0 件のコメント:

コメントを投稿