2025/09/30

[今日の短歌/三枝浩樹]膝をかかえたまま言葉なくいたりけり波しずかなる天涯の青

 膝をかかえたまま言葉なくいたりけり波しずかなる天涯の青/三枝浩樹

現代の歌人140より

波で海が広がって、天涯で空と繋がる。その間にいる自分。
けり、は気付きだよね。空と海はこれまでとこれからなんだろうか。
言葉なく、はきっと、整理できない心の内。波の音が
言葉をさらっていくような気がしてくる。そう考えると
天涯の青は孤独なものでもないのかも。


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