2025/11/19

[今日の短歌/東直子]遠くから来る自転車をさがしてた 春の陽、瞳、まぶしい、どなた

 遠くから来る自転車をさがしてた 春の陽、瞳、まぶしい、どなた/東直子

現代の歌人140より

最後で我に返る感じが怖い。思い出のような、幻のような、
自分自身も現実に立っていないようなおぼつかなさ。
この怖さは何だろう。さらわれてしまいそう。いや、さらわれたいの?
最初から「さがしてた」のは特定の誰かじゃなかった?
どなた、は自分自身でもある?






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