2025/11/30

[今日の短歌/横山未来子]咲き重る桜のなかに動く陽をかなしみの眼を通して見をり

 咲き重る桜のなかに動く陽をかなしみの眼を通して見をり/横山未来子

現代の歌人140より

特に桜に思い入れがなくても、
何か特別な感情が込められていると思ってしまうのは何故だろう。
この歌の「かなしみ」が、まるで自分の事のように桜の中に
見出してしまう。こういう動く陽を、咲き重る桜を、
確かに知っている。フィルターを通して変わる景色。
明日は違う景色かもしれない。




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