2025/12/14

[今日の短歌/大滝和子]さみどりのペディキュアをもて飾りつつ足というは異郷のはじめ

 さみどりのペディキュアをもて飾りつつ足というは異郷のはじめ/大滝和子

短歌タイムカプセルより

ああ、こういう歌を読むたびに、私はちゃんと
自分の足で立っていないのだなと感じてしまう。
ペディキュアを塗るその足が、ひどく眩しいのだ。
さみどりが柔らかな草を思わせて、その足で地を踏んで、
どこへでも行ける。踏み出せば、そこが異郷のはじめだと、
都合良く解釈しても良いだろうか。





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