2025/12/20

[今日の短歌/大森静佳]かろうじてそれはおまえのことばだが樹間を鳥の裸身が揚がる

 かろうじてそれはおまえのことばだが樹間を鳥の裸身が揚がる/大森静佳

短歌タイムカプセルより

上の句にどきりとする。私はいつだって私のことばが本当に
自分の内から出てるのか、聞こえの良いことばを
並べてるだけじゃないかとことばに確信が持てない。
下の句の鳥は、本当に鳥だろうか。裸身とはどういうことだろう。
樹間に揚がるそれは、幻のようにどこかおぼろげだ。




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