2021/10/15

雨後の街は金魚のにおいばかりする こころの外へ僕を出さねば/笹川諒

 雨後の街は金魚のにおいばかりする こころの外へ僕を出さねば/笹川諒

短歌研究2021年7月号より

分かりそうで分からない不思議な歌。雨上がりの街。
金魚鉢のように窮屈なんだろうか。雨後の街は自分の心か。
しめったまま、悪いことばかりを考えてしまう。
洗い流してくれる筈の雨は泥水となって溜まってしまったんだろうか。
もがくような悩みを感じる。


0 件のコメント:

コメントを投稿