2022/12/08

子を乗せて木馬しづかに沈むときこの子さへ死ぬのかと思ひき/大辻隆弘

 子を乗せて木馬しづかに沈むときこの子さへ死ぬのかと思ひき/大辻隆弘

短歌タイムカプセルより

以前見たお芝居を思い出す。「子育てはある種の宗教だ。
この子が不幸になるはずがないと信じて疑わない。」
そうかもしれない。幸せな光景の中でふと気付いてしまう。
沈む、が急に深く暗くなる。自分より先に死ぬはずがないと
信じている。いつか来る死が自分より後でありますように。


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