2022/12/09

みどりごは見えぬもの見て泣くという噴水の秀(ほ)に冬の日が差す/大西民子

 みどりごは見えぬもの見て泣くという噴水の秀(ほ)に冬の日が差す/大西民子

短歌タイムカプセルより

凄い。短編小説みたいだ。秀は穂と同源との事。
美しく垂れ下がる噴水と柔らかな日差しと。子供の泣き声が
どこか遠く、ここにないものを思わせる。それらを見てる自分も
また違うところに身を置いてるような。
噴水の音が赤子の声とも重なっていく。見えぬものの深さ。




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