2024/09/09

来るだろう、と見あげた先へ 一筋の雨が線画のように降りそむ/中井スピカ

 来るだろう、と見あげた先へ 一筋の雨が線画のように降りそむ/中井スピカ


短歌研究2024年8月号より

現実が、不確かなものになるような。美しい物語のよう
な。
実感がないというか。一筋の雨が祝福のようにも警告のようにも見える。
自分が、受け止めるべきもの、なのかな。僅かに含まれる
来ないかもしれない。見あげた先は、自分自身が見下ろしている。

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