2024/11/21

女は子を産むべきものと脳髄のどこかで復唱してゐる われも/久我田鶴子

 女は子を産むべきものと脳髄のどこかで復唱してゐる われも/久我田鶴子

現代の歌人140より

結婚して子を産むのが女の幸せという価値感の時代があって、
今はそれだけじゃない、そうではないと思ってはいるけれども、
染み付いた価値感はそう簡単には消えない。
どこかで復唱している、と、言葉の端々ににじみ出てしまうのだろう。
最後のわれも、に打ちのめされる。


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